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アルカの取り組み〈《サステナブル》な靴を目指して〉

安価な商品を大量生産し、売れ残りを大量廃棄することが多いファッション業界で特に注目されている《サステナブル》という言葉。さまざまなブランドが持続可能な環境によい製品づくりに取り組んでいます。

アルカでは、創業当初から環境と人にやさしい靴づくりを貫いてきました。そこで今回、アルカの《サステナブル》な取り組みをご紹介いたします。

〈人と環境にやさしい靴〉
皮は製品として加工する前に、毛や汚れを落とすための〈鞣す(なめす)〉作業を行い、やわらかくする必要があります。その〈なめし〉の技術の中で主流なのが「タンニンなめし」と「クロムなめし」。クロムなめしは化学薬品をつかう一方、タンニンなめしは植物の成分を使います。

クロムなめしは加工の手間が少なく低コストですが、重金属製なめしのためアレルギー体質の方には向きません。

タンニンなめしは加工に約30工程も費やす為、手間と時間がかかり高コストになってしまいますが、アルカでは人と環境にやさしく、安心安全に靴を履いていただくため、タンニンなめしの革を使用した靴づくりをしています。


〈靴を長く履いて頂くために〉
ものを大切に長くつかうことも《サステナブル》な活動のひとつです。
アルカではお買い上げ頂いた靴を長くお履きいただく為に、修理や履き心地の調整サービスを充実させています。お客様の中には、ご購入から10〜15年経っている靴を長くご愛用くださっている方もいます。

修理や調整に使用しているマテリアルは、ヨーロッパで最も取得が難しいとされている、製品の品質・安全性を証明する第三者認証機関のテストをクリアしています。


〈子供靴もリユースできる丈夫さ〉
走ったり、ジャンプしたり、子供は大人の何倍も激しく動くため、普通はおさがりで靴を長く履き続けるのは難しいです。アンファン・ドゥ・アルカの靴は、子供の動きを想定し、丈夫に作られています。そのため、修理をしながらおさがりで履くことが可能です。

アルカはこれからもお客様の快適な歩行を実現すると同時に、人と環境にやさしい靴を作り続けていきます。